数字で鈴王を知る

KNOW BY NUMBERS

会社のことや普段の様子、
知られざる驚きの情報などなど、
鈴王建設の気になるあれこれを
数字で示しました。

離職率0%

ここ数年、いやここ十数年に渡り、鈴王の退職者は0名。もちろん、技能実習生が最長5年の滞在期間を終えたり、60歳の定年を迎える方を見送ったりでの別れを経験することはあります。しかし、新卒・中途採用のいずれも、社員の退職はここ十数年に渡ってありません。
まじめに仕事に取り組み、他人に迷惑をかけることがなければ個性を認めあう社風が居心地のよい職場環境を生み出し、それぞれが得意な分野でモノづくりに取り組んでいます。

一日平均3本

職人に欠かせないのが珈琲ブレイク。某CMのワンシーンにあるように、職人の珈琲ブレイクのお供は缶コーヒーです。午前中の休憩時間、昼食のあと、そして午後の休憩時間と、1日平均3本の缶コーヒーを嗜んでいる人が大多数。なかでも、好まれて買われているのが微糖。大きな建物の基礎となるコンクリートづくりの現場は、緊張感あふれています。ほんのり甘い缶コーヒーの味が、休憩時間にほどよいリラックスを届けてくれています。

最大13トン

主にマンションやオフィスビルの床版として使用される合成床版(FR板)。幅2m、長さ3m~10mの製品を多い時には一日に約100枚製造します。最大13トンの製品の山を一度にトラックに積み込むのは大型フォークリフト。通常のフォークリフトに比べて数倍大きなフォークリフトの操作にはかなりの技術と経験が必要です。13トンもの製品が大型フォークリフトで運ばれる姿はかなり圧巻です。

長さ40m重さ100トン

鈴王が近年製造した中で一番大きなモノは、長さ約40m,重さ100トンのコンクリート製品です。さて、これなんだと思いますか? 実は、福岡人の足元を支える、西鉄電車の高架工事に使われた橋桁です。町のあちこちで社会インフラを支えるものをつくっていること、縁の下の力持ち的な仕事ができることは、私たちの誇りでもあります。それと同時に、間違いが許されないモノづくりに、いつも身が引き締まる思いです。

7月7日

1971年7月7日。七夕の日に鈴王建設は誕生しました。初代社長、鈴木輝(すずき てる)が起業した鈴木木材有限会社(現:株式会社鈴木木材)の建築部門として鈴王建設を設立。九州鋼弦コンクリート(現:株式会社富士ピー・エス)のコンクリートプレパブ住宅(KCハウス)の施工会社として、外観は丈夫なコンクリート、室内は木のやさしさを感じられる木造といった当時では珍しいハイブリッドな住宅を作っていました。
その経験を活かし、富士ピー・エスの山家工場において建築・土木部材の製造業務を担うことになりました。
現在、住宅建築等の現場施工は行っておりませんが、当時からの技術の蓄積が今の鈴王を支えています。

所有率50%

コンクリートという重量物を動かすために必要なクレーン。その運転に必要な資格を社員の50%が取得しています。専門の教育機関で特別教育や技能講習を受講し資格取得できる「床上操作式クレーン」「玉掛け」に加え、荷重制限なくすべてのクレーンの操作ができる国家資格、クレーン運転士の免許保有者も4名在籍しています。

総勢56名

鈴王の社員は総勢56名。富士ピー・エスのパートナーカンパニーのなかでも、かなりの大所帯です。ちなみに最高齢は68歳。年齢による体力の衰えはあるかもしれませんが、豊富な経験と確かな技術、丁寧な仕事は鈴王にとって重要な役割を果たしてくれています。女性メンバーは3名。そのうち1人は国家資格であるクレーン運転士の免許を持ち、重量物の移動も上手にこなす貴重な存在であり、チームリーダーも務めてくれています。また、ミャンマーからの技能実習生は30名。彼らのなかで流行っているのは、セパタクロー。バドミントンのコートでネットをはさみ、足や頭を使ってボールを相手コートに返しあうバレーボールのようなスポーツです。仕事が休みの日には宿舎の庭に設置された専用コートでみんな楽しく遊んでいます。やってみると、籐で編んだボールは意外に硬く、リフティングするのはとても困難。なれていないとすぐ足がつります。(社長経験談より)

2003年

富士ピー・エスのパートナーカンパニーとして鈴王建設の歩みが本格的になったのは、2003年からでした。富士ピー・エスの小竹工場は、その名の通り福岡県の小竹町に位置します。県中央部、筑豊地区北部の鞍手郡小竹町は、町のキャッチフレーズに「川と緑とやさしい人」とある通りに自然あふれる町です。
2003年富士ピー・エスが小竹工場に増設したFR板自働生産ラインでの製造業務を鈴王が担う事になり、橋梁製品、鉄道用マクラギ等のさまざまなコンクリート製品の製造業務も受け持つことになりました。余談ですが、2003年はアトムの生誕年。1950年代に21世紀の未来を舞台に描かれ、現在も世界的人気を誇る名作アニメ、鉄腕アトムの作中で、2003年4月7日がアトムの誕生日とされています。私たち鈴王の新しい未来がスタートした年に、アトムは生まれていたんですね。

約100,000平米

鈴王の作業場所である富士ピー・エス九州小竹工場は東京ドーム2個分の面積の約100,000平米。そう、すごく広いのです。この大きな敷地の中で、さまざまな建築、土木部材を製造しています。工場の外周は、おおよそ1.5km。毎日、朝、昼、夕方の3回速足で歩いて巡視すると、1か月で1.5kgほどのダイエットに成功することが可能です。(社長経験談より)